「米国は、感染者数だけ見ると、ヨーロッパ諸国より大変なことになっていますが、6月1日と7月8日の感染者発見数を見ると、米国:17.2→22.8、ドイツ:21.4→21.8、フランス:5.3→5.6、イタリア:7.0→6.9、イギリス:7.1→6.5になっています。」

「なるほど。米国は6月1日には感染者発見率が17.2でドイツより4.2ポイント低かったのが、7月8日には22.8になり、ドイツより1ポイント上がっていますね」と町会長。

「おっしゃる通りです。米国はフランス、イタリア、イギリスのような医療崩壊は起こしていません。」

「他のヨーロッパ諸国は、ドイツより思いっきり低いですが、同じ医療文化圏なのに、なぜ、このような大きな差が出てしまうのですか」と町会長。

「僕もその点については、どうしてなのかと考え続けてきたのですが、なにしろ小脳の機能低下がひどいので、町会長が納得するように説明出来ないかもしれません。」

「やっぱり、小脳の経絡的な機能低下がひどいのですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。詰碁の有段者問題は卒業したので、高段者問題を毎日100問連続正解するように頑張っているのですが、小脳の機能はわずかずつしか上がりません。」

「高段者問題だと1日100問しか連続正解できないので、小脳の機能がわずかしか上がらないのですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「ところで、ヨーロッパ諸国の感染者発見率の違いを説明しようとすると、何が問題になるのですか」と町会長。

「米国の感染者発見率とドイツの感染者発見率を比べると、数値が近いので、両国ともユダヤ系が経済を支配しているのが原因なのかと思われるのですが・・・」

「先ほど。イギリス以外のヨーロッパ諸国はスーパーマーケットで陽の食品を売っているので、ユダヤ系が支配していると言いませんでしたか」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「それでは、感染者発見率が5.6のフランスでも、スーパーマーケットで売っているのは陽の食品なのですね」と町会長。

「そうなんですよ。」

「それでは、フランスもユダヤ系が支配しているということですよね」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「それでは、『ユダヤ系が支配しているから米国とドイツの感染者発見率が高い』とは言えないのではないですか」と町会長。

「そうなんですよ。」

「なぜ、ユダヤ系が支配していると感染者発見率が高くなるのですか」と町会長。

「ユダヤ系は商人系なので、肺が弱いためです。」

「なるほど。それで新型コロナウイルスを恐れて、米国はワクチンまで研究しているということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「ドイツもドイツ系ユダヤ人が経済を支配しているので、米国のようにワクチンまで研究しているということですよね」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「イギリスは、ロスチャイルドが力を失ってしまったから、スーパーマーケットの食品は陰になり、感染者発見率は6.5に落ちてしまっているということですね」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「しかし、フランスの5.6とイタリア6.9が説明できないということですか」と町会長。

「おっしゃる通りです。」

「ユダヤ系が支配していないと推定されるイギリスと感染者発見率が、なぜ同レベルなのか分からないということですね」と町会長。

「そうなんですよ。一応、『ドイツ系ユダヤ人はEUにおける生産と販売は支配しているが、ドイツ以外の国に対する政治的な影響力がない』という仮説は考えているのですが、ヨーロッパは国によって言葉が違うので、残念ながら情報不足のためお手上げ状態です。」

「ヨーロッパは国によって言葉が違うというのが、ドイツ系ユダヤ人がフランスやイタリアに政治的な影響力がない原因ではありませんか」と町会長。

「そうかもしれません。昔から知られているのは、ヨーロッパの国は隣国が嫌いということです。」

「それはヨーロッパでなくても、よくあることですが、重要な原因になるのではありませんか」と町会長。

「多分そういうことだと思っていますが、十分な状況証拠が見つけられないので、確信が持てません。」

「なるほど。」

2020/7/15

<ムクドリ56>
猫が来ていないと思っていた。ある日、孟宗竹が1本設置してある駐車場側から猫が侵入し、駐車場の東側に隣接して生えている梅の木の古木を伝わって、母が書道教室として使っていた建物の軒に飛び移るのを見た。その後何度も見ている。我が家の周りの家は、皆、陰だ。陽好きな猫はこの陽の建物が気に入っているに違いない。どこかに、屋根裏に侵入できる場所があるのだろう。しかし、侵入はしているがおもちゃの蛇はなくなっていない。苔も荒らされていない。

5月も半ばを過ぎた頃、夜、9時過ぎだったような気がするが、玄関を開けると、正門から侵入したやせ細った猫が駐車場に向かっておっかなびっくり歩いているのを見た。猫があんな風におっかなびっくり歩くのを見たのは、生まれて初めてだった。鷲の声がよほど恐ろしいのだろう。

実は、予測したように鷲の鳴き声はイノシシにも効果があった。4月の初めに書いた『イノシシ後記10』に、イノシシがキンモクセイの南側の苔庭に堀跡をつけたことを書いたが、その後、鷲の声を流すようになってから1ヶ月くらいの間隔で3回来ている。1回目はキンモクセイを仕立て直す直前に来ているが、キンモクセイの南側の苔庭は荒らさず、門の西側の苔庭をちょっとつついただけで引き上げている。2回目は中門の近くまで来ているが、ちょっとつついただけで引き上げている。3回目はキンモクセイを素通りして、母屋の北西、茶の木に近いところを、ちょっとつついて引き上げている。

イノシシはウリボウの時代には、鷲にさらわれるが、成長してからはさらわれないのかも知れない。それで、恐怖心はあるが、猫ほどではないのだろう。
<続く>

2023/6/28